また、革新性と独自性で事業を展開。OHA(Open Handset Alliance)のコアメンバーとして、オープンで包括的なプラットフォーム「アンドロイド」の開発を表明。デビッド コウ氏は、あくまで自分の公式発言でないと前置きし、「新聞などの記事によると、米T-mobileからアンドロイド端末を今年後半に発売する」と語った。
2008年は、さらに簡単に使えるモバイル端末の開発、HTCブランドのさらなる展開を実施。日本市場でもブランド展開を集中的に行うとした。
世界中でリリースが開始されている最新モデル「Touch diamond」については、「新聞などによると日本でも間もなく発売になる」と話した。日本で未発表のため詳しい内容は紹介できないとし、さらにこれはあくまでも公式見解ではないと注意を促しながらもデビッド コウ氏は実機もチラリと披露した。
一方、日本では、2006年3月に日本法人を設立。以来、10種類のスマートフォンを提供してきた(予定製品を1製品含む)。各携帯事業者への強力なサポートを行いながら、日本のスマートフォン・マーケットを創造。また、日本国内でもSIMロック・フリーの端末を導入し、多彩なラインアップを展開。HTCが新製品を発売するとスマートフォンの売り上げも増えてきたとした。
2008年以降に向け、HTC Nipponは日本を世界市場での戦略的なポジショニングに位置付け、携帯事業者との戦略的関係を強化。グローバル企業として、規模と事業販売を最大限に活用して製品を投入。選択肢が広がるようにラインアップを拡充するとした。Touchシリーズを複数の事業者から提供することで、その使いやすさを日本のユーザーに訴求していくとともに、HTCブランドを強化していくとしている。
現在、日本でのブランド認知度は世界に比べると低いが、これから認知度をさらに上げていく。
会場では、その後タレントのIKKOさんが登場。スマートフォンユーザーでもあるIKKOさんが、スマートフォンの利用方法を紹介。以前は、マネージャーに電話でスケジュールを確認していたところ、今ではスマートフォンで確認するようになったと語った。
会場の後方では、HTC Nipponのスマートフォンを展示。タッチパネル付き、タッチパネルなし、Touchシリーズに分けて、タッチ&トライが実施されていた。
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