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ダイアローグ、KDDI共同開発のワイヤレスWAN機能搭載PCを発表--本格的な日本参入目指す

2007/09/07 15:54
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 ダイアローグ・ジャパンは9月6日、Flybookショールームを正式オープンし、KDDIとの共同開発製品を含む日本向けの新製品を発表した。

 ダイアローグ・ジャパンは、モバイルPCおよび無線技術の研究開発を手がけている台湾Dialogue Technologyの100%出資子会社として、2006年8月に設立された企業だ。Dialogue Technologyが提供するノートPC「Flybook」ファミリーでは世界に先駆けてワイヤレスWAN機能搭載モデルをラインアップしており、携帯電話のカバーエリア内であればどこでもインターネットに接続できるというメリットと、そのスタイリッシュなデザイン性により、欧米の企業などを中心に人気を集めている。

 今回発表された日本市場向け新製品は「Flybook V5 Series」と「Flybook VM Series」の2シリーズ。最大の特徴は、PCI Express Mini Card規格に対応したKDDIの通信モジュール(KCMP)組み込みモデルをラインアップしているという点だ。

 これにより、au携帯電話のサービスエリア内ならば、最大ダウンロード速度2.4Mbps、最大アップロード速度144Kbpsでどこからでもインターネットの接続が可能になる。また、本体内蔵のワイヤレスWANからダイレクトにインターネット接続のサインアップが行える、KDDIの独自システムを採用しているのもポイントだ。なお、KDDI通信モジュール内蔵モデルには「KDDI Module Inside」のスペシャルロゴが添付されている。

 まずV5 Seriesは、8.9型ワイドのタッチパネル液晶(1024×600ドット表示)を搭載したモバイルPCだ。CDMA 1X WIN対応のKDDI通信モジュールを内蔵した「V5-A1X00」、HSDPA対応のワイヤレスWAN通信モジュールを内蔵した「V5-81X00」、モジュールを内蔵しない「V5-41X00」の3モデルをラインアップする。液晶部分には従来シリーズのV33i Seriesと同じく、180度回転が可能なヒンジを採用。これにより、状況に応じてクラムシェル型とタブレット型のどちらでも利用することが可能だ。

「Flybook V5 Series」 180度回転が可能なヒンジを採用した「Flybook V5 Series」

 機能面では、個人認証用の指紋センサー、Webカメラおよびステレオスピーカー、バージョンアップした親指操作ボタン、液晶の輝度を自動調節する「オートバックライトコントロール機能」などを新採用。また、IEEE802.11a/b/gの無線LANやBluetooth機能、10/100/1GbpsのLANも搭載する。カラーバリエーションは、ベーシックカラーがシルバーとブラックの2種類で、オプションのスペシャルカラーとしてゴールドとピンクの2種類が用意されている。主なスペックは以下の通りだ。

  • Flybook V5 Series
    CPU:インテル Core Duo U2500(1.20GHz)
    メモリ:1Gバイト、2Gバイト(選択可能)
    HDD:1.8型 60Gバイト(80Gバイトへアップグレードも可能)
    ディスプレイ:8.9型ワイドタッチパネル液晶(1024×600ドット表示)
    光学ドライブ:なし
    OS:Windows XP Professional、Windows Vista Business(選択可能)

 Flybook VM Seriesは、アームに沿って液晶の昇降やチルトができる世界初の「エアラインフレンドリー」設計を採用したノートPCだ。各ユーザーが視認距離や角度を好みに応じて調整できるため疲れにくく、常に快適な環境で作業を行うことができる。ラインアップは、CDMA 1X WIN対応のKDDI通信モジュールを内蔵した「VM-A2X20」、HSDPA対応のワイヤレスWAN通信モジュールを内蔵した「VM-82X20」、モジュールを内蔵しない「VM-42X20」の3モデル。個人認証用の指紋センサー、ウェブカメラおよびステレオスピーカーのほか、IEEE802.11a/b/gのワイヤレスLANやBluetooth機能、10/100/1000MbpsのLANも搭載する。カラーバリエーションは、ベーシックカラーがシルバーとブラック、オプションのスペシャルカラーとしてレッドとイエローが用意されており、計4種類から選択が可能。主なスペックは以下の通りだ。

  • Flybook VM Series
    CPU:インテル Core Duo U2500(1.20GHz)
    メモリ:1Gバイト、2Gバイト(選択可能)
    HDD:1.8型 60Gバイト(80Gバイトへアップグレードも可能)
    ディスプレイ:12.1型ワイド液晶(1280×768ドット表示)
    光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
    OS:Windows XP Professional、Windows Vista Business(選択可能)
ダイアローグ・ジャパン代表取締役の金子智子氏 ダイアローグ・ジャパン代表取締役の金子智子氏

 ダイアローグ・ジャパンの代表取締役を務める金子智子氏は「2006年の設立から約1年間をかけて、日本の通信事情に最適な体制作りを行ってきた。本社の一支店ではなく株式会社として設立したのは、日本のお客様にしっかりとしたサポートと製品を提供するため。現在はまだ少人数だが、スタッフ一同で力を合わせて頑張っていく」と、今後の意気込みを語った。

Dialogue TechnologyCEOのJack Lee氏 Dialogue TechnologyCEOのJack Lee氏

 また、会場には親会社である台湾Dialogue TechnologyでCEOを務めるJack Lee氏も姿を現した。Jack Lee氏は、店舗のレーザー測量業務などを行う英GiveMePowerでの導入事例から「従来のビジネス形態では、データの計測ミスや取り忘れがあった際に現場まで戻る必要があった。しかし、Flybook導入後は現場からいつでもインターネットに接続できるため、1週間かかっていた作業が1日に短縮されるほどの効率化が実現した。コネクティビティ(接続性)の充実は業務に大きな影響を与える」と語る。また、EUや北米、日本、台湾など各国で認証を取得している点も、ビジネスに欠かせない重要な要素だという。

 新製品についての詳細は後日発表されるが、出荷時期は9月後半を予定。価格に関しては22万円〜25万円になる見込みだ。なお、今回の新製品発表にともない、KDDIモジュール組み込みモデルを20万円前後で提供するキャンペーンも実施されるという。

「Flybook VM Series」 アームに沿って液晶の昇降やチルトができる「エアラインフレンドリー」設計の「Flybook VM Series」
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