ソニー、「ハンディカム」に新ラインアップ--HDD100GバイトモデルやDVDライターなど

エースラッシュ2007年05月29日 19時42分

 ソニーは5月28日、デジタルハイビジョン「ハンディカム」の新機種および、ハンディカムで撮影した映像をパソコンなしで12cmDVDディスクにダビングできるDVDライターを発表した。

 今回発表されたのは、メモリースティックにハイビジョン映像を記録可能な小型軽量ハンディカム「HDR-CX7」および、大容量HDD搭載のハンディカム「HDR-SR8」および「HDR-SR7」、そしてこれら3機種で撮影したハイビジョン映像をPCへの接続なしで12cmDVDディスクにダビングできるDVDライター「VRD-MC5」だ。

HDR-CX7 「HDR-CX7」

 HDR-CX7は、記録媒体にメモリースティックPROデュオおよびメモリースティック PRO-HG デュオを採用することにより、バッテリー装着時で高さ67mm×幅69mm×奥行き131mm、質量約450gの小型軽量ボディーを実現。8Gバイト容量のメモリースティックを使用すると、最大約2時間55分の長時間撮影が行える。

 映像記録方式はAVCHD、映像圧縮はMPEG-4 AVC/H.264方式、音声にはドルビーデジタル方式を採用しており、迫力あるハイビジョン映像の記録再生が可能だ。有効画素数は動画が228万画素(縦横比16対9の時)、静止画が304万画素(縦横比4対3の時)で、光学10倍ズームや2.7型液晶、光学式手ブレ補正機能も搭載している。発売日は7月10日、市場推定価格は13万円前後になる予定だ。

HDR-SR8 「HDR-SR8」

 HDR-SR8は、デジタルHDビデオカメラレコーダーとして業界初となる100Gバイトの大容量HDDを採用、最長約38時間の長時間記録を実現している。下位モデルのHDR-SR7も60GバイトのHDDを内蔵しており、最長約22時間の記録が可能だ。従来機種の「HDR-SR1」と比べて、体積比で約20%の小型化および約110gの軽量化が図られているのも特徴といえる。映像記録と映像圧縮、音声の方式、動画と静止画の有効画素数、光学ズーム、液晶サイズ、手ブレ補正機能などについてはHDR-CX7と同様だ。いずれも発売日は6月20日で、市場推定価格はHDR-SR8が17万円前後、HDR-SR7が15万円前後となっている。

 VRD-MC5は、HDR-CX7、HDR-SR8、HDR-SR7で撮影した映像を、パソコンなしで簡単にハイビジョン画質のまま12cmDVDディスクへダビングできるDVDライターだ。カメラに付属するハンディカムステーションをVRD-MC5と接続し、「ワンタッチディスクボタン」もしくはDVDライター本体の録画ボタンを押すだけで簡単かつ高速にダビングが行える。

VRD-MC5 「VRD-MC5」

 また、DV入力端子を装備しているため、従来のハンディカムや他社製DVカメラを用いて、DVテープや8mmビデオテープに記録したSD画質の映像もダビングが可能だ。そのほか、メモリースティックなど各種メモリーカードを直接本体に差し込み、デジタルスチルカメラで撮影した静止画をDVDディスクに保存することもできる。発売日は8月10日で、市場推定価格は3万円前後になる見込みだ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]