東芝、Home Premium搭載のノートPC夏モデル「dynabook」、新きょう体で

 東芝は4月12日、丸みを帯びた新きょう体を採用し、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載したノートPC「dynabook AX」「dynabook TX」シリーズなど、 07年夏モデル7機種を4月中旬に発売すると発表した。価格はすべてオープン。

 「dynabook AX」「dynabook TX」は、従来モデルからきょう体デザインを一 新。「Zヒンジ」を用いて背面にポートのないすっきりとしたシルエットを実 現した。さらに「TX」はharman/kardonスピーカーを装備し、「AX」と同じパー ルホワイトモデルと、コーティング処理を施したコスミックブラックモデルを 揃えた。

 新きょう体は、デザインだけではなく、両側面に4つのUSBポートや、SDHCメ モリカードなど6メディアに対応するカードスロット、Expressカードスロット を装備するなど、使いやすさも高めたのも特徴。キーボードのカラーは、グレー からホワイトに変更。液晶ディスプレイは15.4型ワイドで、「AX」「TX」とも に最上位モデルのみ、色純度72%、輝度490cd/m2と色鮮やかで、光の映り込 みの軽減したClear SuperView液晶を採用する。

 このほか両シリーズ共通の特徴として、Windows Vistaのデスクトップ右側 の「サイドバー」に収納でき、必要な時に引き出して使える、オリジナルソフ ト「dynabookランチャー ガジェット版」や、従来のWord 2007/Excel 2007に 加え、Outlook 2007についても使い方を説明する「動画で学ぶOffice2007 Personal」を搭載する。「動画で学ぶOffice2007 Personal」では、新たに同社の マスコットキャラクター「ぱらちゃん」と「ぱらパパ」との掛け合いでステッ プが進行するように変更、BGMも一新した。

 パソコンの操作で困った点を解決できるソフト「おたすけナビ Ver.4.0」も、 バージョンアップして搭載。トップページでカテゴリごとに表示される「やり たいこと」をアイコンから選択すれば、最適なアプリケーションを起動できる。 文字サイズの変更も可能。また、同ソフトの画面下部には、Windows Vistaの 最新用語集などのタグを新たに設け、タグを選べば困った点がすぐに解決でき るようにした。

 AVノートPC「Qosmio F30」シリーズで、地上デジタルテレビチューナーを搭 載した「F30/83C」も同時に発売する。きょう体は春モデルと同じ。

 7機種とも、OSはWindows Vista Home Premiumを搭載。あわせてデュアルチ ャンネル対応の高速メモリと、従来の約1.3倍の5400回転の高速HDDを採用し、 快適な操作性を確保した。CPUは「dynabook TX」シリーズはデュアルコアのCore 2 Duo(1.66GHz)、「dynabook TX」シリーズと「F30/83C」はCeleron M 440(1.86GHz)。

 実勢価格は、高色純度・高輝度タイプのClear SuperView液晶を採用した「dynabook AX」シリーズの「AX/55C」が17万円前後、Power Point 2007を搭載 した「AX/54C」が16万円台半ば、「AX/54C」と同じ仕様でPower Point 2007非搭載の「AX/53C」が15万円台半ばの見込み。「dynabook TX」シリーズは、 高色純度・高輝度Clear SuperView液晶を採用した「TX/67C」で20万円台半ば、 同液晶を採用しない「TX/66C(黒)」「TX/65C(白)」で19万円前後の見込 み。「Qosmio F30」シリーズの「F30/83C」は19万円前後の見込み。

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