録画もできるWooo新ステージへ--日立、iVDRを採用した薄型テレビ8機種をラインアップ

加納恵(編集部)2007年03月20日 17時39分

 日立は「録画もできるプラズマ」として人気のWoooシリーズに、着脱可能なHDD「iVDR」採用モデルを含むプラズマ、液晶テレビ、3シリーズ、全8機種を4月20日より順次発売すると発表した。価格はオープン。

iVDR iVDRは手のひらサイズのコンパクトボディだ

 日立の薄型テレビWoooシリーズでは、HDDを内蔵し、録画機能を搭載した2003年モデルをはじめ、HDD&DVDレコーダーの内蔵、高圧縮による長時間記録が可能な「XCode HD」技術の採用など、世代を追うごとに録画機能を強化させてきた。

 今回発売されたWoooシリーズでは、著作権保護技術「SAFIA」に対応した250GバイトHDDを内蔵。加えて着脱可能なHDD「iVDR-S」に対応したスロット「iVポケット」を本体サイドに設けることでHDDの増量や、内蔵HDDとiVDR間のハイビジョン番組高速ムーブなどが行えることが特長だ。

 iVDRは80Gバイト(予想実勢価格:2万円前後)、160Gバイト(予想実勢価格:3万5000円前後)の2タイプが用意されており、専用ケースにセットした形で発売される。

 テレビ側には、ハイビジョン画質でHDDの約2倍の録画時間を実現する「XCodeHD」が採用されており、こちらは内蔵HDD、iVDRに関係なく機能する。

iVDR 日立マクセルより発売されるiVDRラインアップ(左)。テレビのiVポケットに挿入したところ(右)

各シリーズのサイズラインアップと特長は下記の通り。

【XR01シリーズ】

50型プラズマと37型液晶の2ラインアップ。プラズマには世界初のシングルスキャン方式の「フルHD ALISパネル」を、液晶にはIPSα初の「フルHD IPSαパネル」を採用している。独自の「ファインブラックフィルター」による高コントラスト化、「なめらかシネマ」による映画画質の向上など、最上位機らしいこだわりの設計が施されている。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーはダブルで装備する。発売は5月中旬より。

  • P50-XR01 予想実勢価格:57万円前後
    (プラズマ50型/内蔵HDD:250Gバイト/iVDR対応)
  • L37-XR01 予想実勢価格:35万円前後
    (液晶37型/内蔵HDD:250Gバイト/iVDR対応)
【HR01シリーズ】

37型、42型プラズマと32型液晶の3ラインアップ。プラズマは「1080ALISパネル」を、液晶は「IPSαパネル」を採用する。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーはダブルで装備する。発売は4月20日より。

  • P42-HR01 予想実勢価格:39万円前後
    (プラズマ42型/内蔵HDD:250Gバイト/iVDR対応)
  • P37-HR01 予想実勢価格:32万円前後
    (プラズマ37型/内蔵HDD:250Gバイト/iVDR対応)
  • L32-HR01 予想実勢価格:25万円前後
    (液晶32型/内蔵HDD:250Gバイト/iVDR対応)
【H01シリーズ】

内蔵HDDやiVDRなどの録画機能を省いたエントリーモデル。プラズマは「1080ALISパネル」、液晶は「IPSαパネル」を採用する。地上、BS、110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーはシングル搭載となる。発売は4月20日より。

  • P42-H01 予想実勢価格:31万円前後
    (プラズマ42型)
  • P37-H01 予想実勢価格:26万円前後
    (プラズマ37型)
  • L32-H01 予想実勢価格:20万円前後
    (液晶32型)
Wooo最新シリーズ 録画機能非対応のH01シリーズ(左)と内蔵HDD、iVDR録画に対応したHR01シリーズ(中央)、XR01シリーズ(右)

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