ドコモ、セキュリティを強化した法人向けのオトナケータイを発売

永井美智子(編集部)2007年03月14日 17時54分

 NTTドコモグループは3月19日より、セキュリティ機能を強化した法人向け端末「F903iBSC」を販売する。

 すでに販売されているF903iをベースに、企業内利用で不要な機能を制限している。具体的には情報漏洩対策として、カメラ撮影や外部メモリへのデータ保存、赤外線通信、おサイフケータイの利用、USB経由でのデータ通信などができないようにした。また、電話帳への登録件数を101件に制限している。

 ドコモの専用窓口に電話すると電話帳、メール、スケジューラ、データBOX、発着信履歴、画面メモなどのデータを遠隔操作で初期化でき、本体を紛失した場合の情報流出を防げる。

 このほか、iアプリをプリインストールせず、ミュージックプレーヤー機能を搭載していないなど、業務外でエンターテインメント機能を利用しないような設計とした。

 また、指紋のみで認証が可能な指紋認証や「パスワードマネージャー」や、閉じるだけでロックがかけられる開閉ロックなどのセキュリティも備える。

 販売は全国のドコモ法人営業部門が手がけ、個人向けの販売は予定していない。主なスペックは以下の通りとなっている。

  • 大きさ:高さ102mm×幅50mm×厚さ24mm
  • 重さ:約131グラム
  • 連続待受時間 静止時:約540時間、移動時:約380時間
  • 連続通話時間:約160分
  • メインディスプレイ:約2.4インチQVGA TFT液晶
「F903iBSC」 「F903iBSC」

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]