- プレゼントを受け取る人の出費を考慮しよう。高解像度テレビなどのような高価なプレゼントをもらったばかりに、相手がこれを利用するための出費を強いられることがある。PanasonicのToscana氏によると、接続ケーブルや、壁掛け用の取り付け器具、有料放送などにかかる費用はプレゼントを受け取る側にとって重要な問題になるので、贈る側もこの点に注意を払うべきであるという。
- 他人に自分が欲しいものをプレゼントしても喜ばれるとは限らない。あなたがプレゼントを贈ろうと思っている相手が音楽好きで、ファイルフォーマットに詳しいわけではない場合、デジタルオーディオプレーヤーよりもポータブルCDプレーヤーを好むかもしれない。Dworkin氏は「CDをコンピュータに読み込んでリッピングするという長々とした作業の心配をしなくて済む。リッピングのやり方がわからないと、苛立たしい気分になる」という。
- ネットワークやワイヤレスルータのセットアップがうまくできなくても気にする必要はない。Dworkin氏によると、マニュアルにしたがって最善を尽くしても、つまずくことはあるのだという。同氏は「ネットワークデバイスに関する問い合わせは非常に多い。中でも、ルータを買って帰ったが動かないという電話が多い。マニュアルに明瞭な説明が書かれていても、それが十分でない場合がある」と説明する。そのため、ネットワークデバイスがもっとも頻繁に返品される家庭用電子機器の1つであるのも不思議ではないと同氏は言う。
- 不完全な状態のプレゼントを渡さないように。人にステーキを食べてもらいたいときは、料理とともにフォークとナイフも添えて出すはずである。同じように、ぴかぴかのフォトプリンタを、カメラと接続するためのUSBケーブルなしでプレゼントするのはよくない。Dworkin氏からは「プレゼントを受け取った人がすぐに使えるよう、常に気を配るべきだ」とアドバイスする。