第3の薄型テレビ、リアプロ--関連4社がマイクロデバイス・ディスプレイコンソーシアムを設立

加納恵(編集部)2006年09月20日 23時18分

 マイクロデバイスを用いたリアプロジェクションテレビの普及、拡大を狙い、有沢製作所、セイコーエプソン、日本ビクター、テキサス・インスツルメンツの4社は「マイクロデバイス・ディスプレイ コンソーシアム」(以下、MDDPC)を設立した。

 第3の薄型テレビとして、昨年来活発に新製品が登場しているリアプロジェクションテレビ。日本ビクターはD-ILA、テキサス・インスツルメンツはDLP、セイコーエプソンはHTPSと方式に差はあるが、どれもマイクロデバイスを利用して、大画面化、高画質化を実現している。

 MDDPCでは、高画質、大画面を実現しつつ低消費電力、低コストというメリットを併せ持つマイクロデバイスの優位点を、広く普及、啓蒙していくことを目的として設立した。

 今後は、MDDPC参加企業で共通の資料やPOP、パンフレットなどを作成、配布するほか専用WEBサイトの開設などを行っていく。

 MDDPCには上記4社の幹事会社のほか、ACRAM Technologies,Inc、3M Company、日本サムスン、Luminus Devices,Incなどが賛同会社として参加している。

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