ソニー、米国向け再生専用Blu-ray Discを量産開始--夏には月産500万枚体制に

ニューズフロント2006年05月17日 14時54分

 ソニーは5月17日、米国向け再生専用Blu-ray Discの量産開始を発表した。ソニーの米国法人傘下のSony Digital Audio Disc Corporation(Sony DADC)が、現地に3ラインの生産設備を設置。記録容量25Gバイトの片面1層型ディスクを月産75万枚体制で生産する。

 Sony DADCの工場では、ソニーが独自開発した高密度光ディスク生産用マスタリング装置を利用。併せて専用のオフセット印刷機と包装用ラインを設け、パッケージングまで一貫して行う。これらにより安定した生産体制を確保するという。

 夏にはマスタリング装置の台数を拡充。10月にはオフセット印刷機と包装用ラインを増設し、生産能力を月産500万枚に引き上げる予定。同時に記録容量50Gバイトの片面2層ディスクの生産体制も整える。これに先立ち7月には、Blu-rayディスクのオーサリングサービスも開始するという。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]