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インテル、チップの開発サイクルを短縮-2年ごとに新アーキテクチャ投入へ

2006/04/28 15:14
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 財務面の現状が芳しくないIntelは、将来登場するチップ関連の技術革新に目を向けようとしている。

 同社は米国時間27日に行われた株主総会で、リストラやコスト削減について語る一方、基盤となるプロセッサの設計を大幅に改め、これまでの倍以上のスピードで新デザインを投入するとの計画を明らかにした。

 同社の最高経営責任者(CEO)であるPaul Otellini氏によると、Intelは今後2年ごとに新しい「マイクロアーキテクチャ」を導入していくという。1つのマイクロアーキテクチャは何度か再利用され、1つのプロセッサファミリーのなかから数世代のより高速なチップがつくられる。こうしたリリースの頻度の増加に合わせて、より高度なシリコンチップ製造プロセスへの移行も行われることになる。

 Otellini氏は、「これまで4〜6年ごとに投入していた新チップと新しいマイクロアーキテクチャを、今後は2年ごとに出していく」と語った。そのために、同社は複数の設計チームが平行して開発を進め、交互に新しいマイクロアーキテクチャを投入する体制を敷く。その結果、2006年のCoreマイクロアーキテクチャを手始めに、2008年には「Nehalem」、そして2010年には「Gesher」の各アーキテクチャがそれぞれ登場する予定だと、Otellini氏は説明した。

 同氏は、この変更が社内では2002年に始まっていたものだとしたが、これは突然の競争激化や業績の低下に対応するIntelの、対応策の一部である。同社は、OpteronサーバチップやAthlonデスクトップチップを製造するAdvanced Micro Devices(AMD)に市場シェアを奪われ続けている。Intelは、製造プロセスの点では一世代リードしているものの、これらのAMD製プロセッサはIntelの同等製品と比較して技術面でも消費電力の面でも優位に立っている。

 AMDの台頭とPCの売上鈍化により、Intelはいまいくつかの問題に直面している。同社はすでに売上予測を引き下げており、現在はプロセッサの余剰在庫「数百万個」の処分を進めている。Otellini氏は米国時間25日、「2006年はわずか数カ月前に出した予測よりも厳しくなるだろう」と語った。

 しかし、同社はすでに費用削減計画に着手している。第1四半期決算を公表した先週、Otellini氏はIntelが「今後数カ月間に全面的な見直しを行う」と述べていた。

 このような苦境に直面する同社が、将来に目を向けようとしているのは自然なことだ。

 IlluminataアナリストのJonathan Eunice氏は、「今が低迷しているのなら、ほかにすることはない。最善を尽くすだけだ」と語っている。しかし同氏は、Intelは決して弱体化しているわけではないと付け加えた。「多くの企業は、大金を出してでもIntelのような悩みを抱えてみたいことだろう」(Eunice氏)

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