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iPodを悪用した個人情報の盗難で逮捕者

2006/04/10 22:20
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 カリフォルニア州サンフランシスコで35歳の男性が個人情報盗難の容疑をかけられている。この人物、Apple Computerのスローガンである「Think Different」を曲解し過ぎたのかもしれない。

 サンフランシスコ在住のWilson Lee容疑者は、合計54件の罪に問われている。サンフランシスコ警察によると、その多くは重罪で、個人情報窃盗、重窃盗、クレジットカード詐欺、文書偽造、自動車窃盗、盗品の所有などという。

 だが、この事件が少なくとも警察にとって通常と異なるのは、盗んだと思われるデータの一部がLeeの所有する「iPod」から見つかったことだ。

 警部補のKenwade Lee氏によると、「データを(MP3プレイヤーから)押収したケースは、私が知る限り初めてだ」という(同警部補は、容疑者のWilson Leeと無関係である)。「今後は、捜査対象も変わってくる」とLee警部補は述べる。

 Lee警部補によると、この捜査は、駐車中の車から財布を盗まれたという被害者から通報を受けた2005年10月に始まったという。この被害者のクレジットカードは複数のiPod購入に使われたほか、10万ドル相当のコンピュータのレンタルにも使われた。

 サンフランシスコ警察はおとり捜査を開始し、偽造運転免許書を利用して被害者と同じ名前を名乗る人物を、容疑者として逮捕した。その後警察は、500人以上の名前、クレジットカード番号などのリストを発見した。この中には、下院の民主党院内総務のNancy Pelosi氏の名前もあったという。

 この事件に関連した話題としては、セキュリティ専門家が先日警告を出した「ポッドスラーピング(pod-slurping)」がある。この手口は、あるアプリケーションを使うことで、企業の機密情報などを数分以内にiPodへ格納できるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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