フラッシュメモリに立ち向かうハードディスク--1.3インチ径の新規格登場か - (page 2)

文:Michael Kanellos(CNET News.com)
翻訳校正:坂和敏、河部恭紀(編集部)
2006年04月04日 18時28分

新シリーズ「CinemaStar」

 日立グローバルストレージテクノロジーズは今週、ハードディスクレコーダー向けの新しいハードディスク製品を投入する。この「CinemaStar」という製品は、PC用のハードディスクよりも静音性が優れていると、同社は説明している。

 CinemaStarシリーズの製品は、基本的に同社のPC向け製品「DeskStar」と同じものだが、DeskStarに比べてデータを捜す際の速度が遅いため、プラッタの回転が低速になり、騒音も低減されるという。それでも、映画の場合は他のデータに比べて次の場面を見つけやすいため、ユーザーの目にはパフォーマンスの低下(もしくは、ビデオ映像のちらつき)はわからないようになっている。

 「この製品では、長い線上にならんだデータブロックを読み取っていくので、速度を落とすことができる。ディスクの動作を変えるために、われわれは新たなアルゴリズムを開発した」(Healy氏)

 CinemaStar製品は3.5インチ径のプラッタを採用し、データ容量は80Gバイト〜500Gバイトとなっている。これらの製品は家電メーカーやPCメーカーに販売される。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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