ユーリード、次世代ディスク対応のオーサリングソフトを1万290円で販売

永井美智子(編集部)2006年03月23日 21時46分

 ユーリードシステムズは3月23日、次世代ディスクのBlu-ray DiskとHD DVDに対応したオーサリングソフト「DVD MovieWriter 5」を4月28日に発売すると発表した。価格は1万290円で、前バージョンに比べて5000円ほど安くなっている。

 DVD MovieWriterはデジタルビデオカメラの映像などを、DVDプレイヤーで見られるようにするソフト。累計出荷本数は500万本にのぼる。

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DVD MovieWriter 5

 DVD MovieWriter 5では新たに、HD(高品位)映像をBlu-ray DiskとHD DVDに出力する機能を搭載した。25Gバイトの片面一層式BD-R/RE、15バイトの片面一層式HD DVD-Rに対応する。なお、オーサリング後のファイルをディスクに書き込むには、今後提供されるアップデートプログラムが必要となる。

 オーサリングにかかる時間は、30分の映像で25〜30分程度という。また、ディスクへの書き込みにかかる時間は15Gバイトで2時間程度とのことだ。

 また、DVテープ向けのHD規格「HDV」にも対応する。MPEG-4 HDファイルには、今後提供されるプラグインで対応するという。

 このほか、映像の構成がサムネイルで表示されるようになり、カット編集が簡単にできるようになった。CM検出率も90%に向上し、1クリックで番組の本編とCMを自動的に検出する。

 DVD MovieWriterの動作環境は以下の通り。

  • Intel PentiumR 4 1.6GHzまたはAMD Athlon 2400以上
    (HDVキャプチャおよびBlu-ray、HD DVDプロジェクトの場合はPentiumD 3GまたはAMD
  • Athlon 64 X2 Dual Core以上を推奨)
  • メモリ512Mバイト以上(1Gバイト以上を推奨)
  • Microsoft Windows 2000、 XP
  • ハードディスク上に900Mバイトの空き領域(プログラムインストール用)
  • DirectX 9.0、Windows Media Format 9、Macromedia Flash Player 7 以上
  • Windows対応サウンドカード
  • 解像度1024×768以上のWindows対応ディスプレイ
  • Windows対応AGPまたはPCIグラフィックカード(オーバーレイ対応を推奨)

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DVD MovieWriter 5の操作画面。映像の構成がサムネイルで表示される

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