富士写、コンパクトデジカメ「FinePix F30」発表--ISO3200の超高感度撮影が可能

エースラッシュ2006年03月16日 19時25分

 富士写真フイルムは3月16日、世界で初めてISO3200の超高感度撮影を有効画素数630万画素のフル画素で実現したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F30」を、富士フイルムイメージングより5月下旬に発売すると発表した。価格はオープンとなっている。

「FinePix F30」

 FinePix F30は、低反射の2.5型23万画素の液晶モニターを搭載した630万画素のコンパクトデジタルカメラだ。新開発の「スーパーCCDハニカムVI HR」と画像処理エンジン「リアルフォトエンジンII」により、ISO3200の超高感度ながら低ノイズかつ高解像度を実現。これにより、暗いシーンをより美しく撮影できるほか、動きの激しいシーンなどで手ブレや被写体ブレを防止することが可能になる。

 さらに被写体の大きさや位置、被写体までの距離といった撮影シーンを瞬時に認識し、最適な発光量と感度に自動調整する「iフラッシュ」を新搭載。被写体がファインダーの隅や近距離にいる場合に起こりがちな、光量オーバーによる白とびを防ぐことが可能だ。そのほか、1度シャッターを押すだけでノンフラッシュ撮影とフラッシュ撮影の2枚を連続記録できる「高感度2枚撮り」機能も搭載する。

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