アルプス電気、従来よりも小形のワンセグ対応TVチューナモジュールを開発

 アルプス電気(片岡政隆社長)は、ワンセグ対応TVチューナモジュール「TDPJシリーズ」を開発、5月下旬にサンプル出荷を開始する。サンプルの価格は、2万1000円。2006年10月には月産50万個を予定している。

 アルプス電気が開発したのは、9.5mm角の小形ワンセグ対応TVチューナモジュール。携帯電話送信波抑制フィルタを内蔵。電話通信とテレビ放送受信を両立が可能で、ワンセグ放送の周波数帯が携帯電話通信の周波数帯に妨害されることなく受信できる。

 また、野外や屋内、ビルの谷間、地下などでも、確実に放送波を受信するためのLNA(低ノイズアンプ)を搭載し、弱い電界での受信性能向上と強い電界での歪みが最小限となる回路設計を行った。

 同社では、縦14×横14×高さ1.5mmのワンセグ放送とデジタルラジオ放送に対応する「ワンセグ・3セグ対応チューナモジュール」も開発中している。

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