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米国版ファミコン「NES」誕生20周年--ゲーム機業界は今

2005/10/19 17:48
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 その始まりは20年前の今日だった。その日、「スーパーマリオブラザーズ」がいっせいに画面上を走り出した。

 1985年10月18日、ファミリーコンピュータ(ファミコン)の「Nintendo Entertainment System(NES)」が米国で初めて売り出された。8ビットのゲーム機であるNESは、ゲームセンターでヒットとなった「ドンキーコング」から飛び出したキャラクター「スーパーマリオブラザーズ」の人気もあって、当時、最も成功したゲーム機となった。

 「あれから20年も経つなんて、信じられない」と、Nintendoコーポレートコミュニケーション部門のシニアディレクターを務めるBeth Llewelynは振り返る。「『スーパーマリオブラザーズ』は、すばらしいゲームだった。このゲームには、すべてが凝縮され、新しい何かを提供してくれた。これは初めての横スクロールゲームでもあった」(Llewelyn)

 任天堂はその後、Nintendo 64や現行のGameCubeといったゲーム機を発売していった。

 そして時を経て、携帯電話の多くは現在、NESを凌駕するパフォーマンスを持つまでになった。しかし、任天堂の当時の遺産は今でも生き続けている。

 ソニーのPlayStationシリーズやMicrosoftのXboxの登場によって、現在では、ゲーム機業界における任天堂の影が薄くなりつつあるのも事実だ。だがGameBoyやNintendo DSを擁する任天堂は今でも、携帯ゲーム機市場の世界的リーダーであると考えられている。一方のソニーもまた、PlayStationPortable(PSP)で同市場における勢力を伸ばしつつある。

 こうしたなか、「マリオ」シリーズの兄弟たちは元気に生きている。これら最新のシリーズには、「スーパーマリオストライカーズ(Super Mario Strikers)」「マリオ&ルイージRPG2(Mario & Luigi: Partners in Time)」「マリオパーティ7(Mario Party 7)」などがある。

 同時に、任天堂はRevolutionの開発コード名で呼ばれる次世代機をリリースする準備も進めている。任天堂は、Revolutionが現行のGameCubeから大きくパワーアップするとしているが、間もなくライバルが提供する予定のXbox 360やPlayStation 3に寄せられる期待の声と比較すると、Revolutionはいささか見劣りする。

 だがLlewelynによれば、来春登場が見込まれるRevolutionでは、任天堂の旧ゲームをダウンロードする機能を備えており、NES時代のものまで楽しめるという。

 いずれにせよ、20年前のNESの登場を覚えている人々はもはや、ゲーム業界が最重要ターゲットとするユーザー層からは外れているに違いない。だが、こういう人々の多くは今でも熱心なゲーマーであり、NESが登場した当時の記憶をかみしめていることだろう。

 「NESでわれわれはユーザーに、すばらしいゲームエクスペリエンスを提供することができた。すべてはNESから始まったのだ」(Llewelyn)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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