PCでのテレビ視聴、伸びの鍵は「PC+テレビだからこそ」のコンテンツ−BCN総研

エースラッシュ2005年06月09日 19時44分

 BCN総研は6月9日、PCでのテレビ鑑賞についてのウェブアンケート結果を発表した。アンケートは同社サイト上で5月20日から24日にかけて行われたもので、有効回答数は2394件。内訳は男性58.4%、女性41.6%となっている。

 PCでのテレビ鑑賞を現在行っているという回答は28.9%で、2004年2月の調査結果である20.5%より伸びている。一方で、今後PCでのテレビ鑑賞がしたいという回答は46.4%で、前回より3%減少した。

 すでに視聴しているユーザーおよび今後視聴したいとするユーザー共に、その理由として「PCを利用するついでのテレビ視聴」を挙げていることから、「ながら」利用の意向が高いことがわかった(表1)。

表1: PCでTVを視聴したい理由(複数回答)
出典:BCN総研

 今後の視聴を希望しないユーザーの挙げる理由は、「テレビは家庭用テレビで見る」などがある(表2)。これは、家庭用テレビの方が見やすいという意見とともに、家庭用テレビで見られるものと同じならばPCで見る意味はないという意見が含まれている。

表2: PCでTVを見たくない理由(複数回答)
出典:BCN総研

 今後の視聴を希望する、しないに関わらず、ユーザーは「PCとテレビが一体化しているからこそできることがあるとよい」との意見を述べており、今後のPCにおけるテレビ視聴をのばす鍵は「PC+テレビ」を活かす方法の提示が重要なようだ。

Web BCN

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