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AMD、デスクトップ向けデュアルコアチップを発表

2005/05/31 15:57
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 Advanced Micro Devices(AMD)は現地時間31日、台湾で同社のデスクトップ向けデュアルコアチップを発表した。また、Hewlett-Packard(HP)、Acer、Lenovo GroupなどのPCメーカーも、それぞれの自社製品にAMDの新チップを採用する計画を説明することになっている。

 AMDは開催中のComputexで、デュアルコアプロセッサ「Athlon 64 X2」の4モデル(4800+、4600+、4400+、4200+)を発表した。デュアルコアチップは、1つのチップ上に2つのプロセッサコアを含み、同時に複数のアプリケーションを動かしたり、1つのアプリケーションを(シングルコアチップよりも)かなり高速に走らせることができる。

 たとえば、4200+チップは、同社製シングルコアチップのなかで最も速いAthlon 64 4000+と比べて、約10%高速になっている。同様に、4800+は約22%高速だと、AMDのJonathan Seckler(Athlon 64製品マーケティングマネージャ)は説明している。

 デュアルコアチップを(1基)搭載したコンピュータは、性能の点で、シングルコアチップを2基搭載するマシンを上回るが、その差は見分けがつきにくいと、Secklerは述べている。それでも、デュアルコアチップ搭載PCには、消費電力がおよそ半分で、購入コストも安いほか、メンテナンスも簡単に済むといった長所もある。

 「デュアルコアチップなら、1台のラックに収容できるコンピュータの数が増やせる。また、ソフトウェアライセンスの費用も少なくて済む場合が多い」(Seckler)

 今回発表になった各モデルの価格にはプレミアムが上乗せされている。たとえば、4800+の価格(以下、すべて1000個出荷時)は1001ドル、また4600+(同)は803ドルとなっており、現行のAthlonチップに比べて相当高価で、また過去数年間に販売された主流のデスクトップ用チップの大半よりも高い価格設定になっている(なお4400+は581ドル、4200+は537ドルとなる)。

 これらのAMDチップと競合するIntelのPentium Dシリーズは、241〜530ドルで販売されている。ちなみに、これまでAMDは市場シェアを得るために、Intelよりもチップの価格を安く設定しなくてはならなかった。またチップの価格はいまだにコンピュータの売上を左右する大きな要因となっている。

 「Intelは、自社の販売力にモノを言わせて、安めの価格を付けてくるだろう。われわれは性能上のメリットを評価する人々に訴求していく」(Seckler)

 しかし、AMDでは今後18カ月間でこれらの製品の価格を引き下げるべく努力していくとSecklerは述べた。この点について、Mercury ResearchアナリストのDean McCarronは、チップメーカーが公表する価格と、実際にPCメーカーが支払う金額の間には、かなりの開きがある、と付け加えている。

 今回発表になった各デュアルコアチップの違いは、キャッシュのサイズと動作スピードで、4800+と4600+はともに2.4GHzで動作するが、4800+のほうはキャッシュの容量が1Mバイトと4600+の2倍になっている。同様に、4400+と4200+も動作速度は同じ2.2GHzだが、4400+のキャッシュが1Mバイトであるのに対し4200+のキャッシュは512Kバイトとなる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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