日商エレ、小型軽量の立体プロジェクター、1台で立体画像を投影

 日商エレクトロニクス(辻孝夫社長)は、米国StereoGraphicsの立体プロジェクター「DepthQ」の販売を5月24日から開始する。アカデミック価格は95万円、一般向け価格は120万円で、大学や研究所を中心に年間80セットの販売を見込む。

 従来、プロジェクターによる立体視を実現するには、大型プロジェクターを利用するか、2台のプロジェクターを調整して用いる方法がとられていた。しかし、「DepthQ」では業界初の1チップDMD(Digital Micromirror Device)を採用することで、1台のプロジェクターで立体視が可能となり、同時に小型化、軽量化を実現した。従来の大型立体プロジェクターと比較すると、1/5〜1/6程度という低価格で立体視が可能となる。

 DMDは、米国Texas Instrumentsが開発した半導体。同社のDLPテクノロジーにより、ちらつきのない120Hzのフレームレートで表示できる。輝度1600ANSIルーメン、素子解像度はSVGA(800×600)で、最大表示解像度はXGA(1024×768)。

日商エレクトロニクス

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