週1回以上利用するユーザー6割--おサイフケータイ利用動向

エースラッシュ2005年05月17日 21時03分

 NTTドコモは5月17日、おサイフケータイの利用動向についての調査結果を発表した。調査はユーザーを対象に4月28日から5月2日の間、ウェブアンケートで行われた。有効回答数は男性1152名、女性453名の計1605名となっている。

 ユーザーのうち、おサイフケータイの利用回数が「週1回以上」という回答が全体の58%あり、「週5回以上」というヘビーユーザーも18%にあった。また、おサイフケータイの機能について、「便利だ」という回答が49%と半数に上り、「時間が短縮できる」という回答が32%あった。これについては、使用前に「便利そうだ」と感じていたユーザーが35%いたため、実際に使ってみてより便利だと感じたユーザーが多かったと推測される。安全性についても、事前に「紛失時などに悪用される」という不安を持つ回答が22%だったのに対し、利用後には17%に減少するなど、不安感は後退しているようだ。

 また、「今後も引き続きおサイフケータイを利用したい」という回答は「すごく使いたい」「使いたい」の合計が93%と多く、ユーザーに受け入れられていることがわかった。

 利用サービスについては、「電子マネーサービスの利用経験」が88%と圧倒的に多い。複数サービスへの登録は、「2つ以上」が51%、「3つ以上」が28%と、電子マネーサービス以外にも活用されているようだ。実際に電子マネーサービスを利用した場所としては「コンビニエンスストア」が77%と圧倒的な比率を占めている。

 今後NTTドコモでは、対応端末種類を増やすなどより幅広い層に受け入れられるサービスを目指すとともに、JR東日本の「モバイルSuica」などでより生活に密着したサービスを展開する予定だ。

NTTドコモ

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