米企業、キヤノンを提訴--SED技術のライセンス契約違反と主張

Michael Kanellos(CNET News.com)2005年04月22日 14時56分

 Nano-Proprietaryというテキサス州オースチンの会社が、SED技術をめぐってキヤノンを提訴した。同社は、米国時間12日にテキサス州西部連邦地裁に提出した訴状のなかで、キヤノンが発売を計画しているSEDテレビが、1999年に同社とキヤノンが結んだライセンス契約に違反していると主張している。

 SED、もしくはカーボンナノチューブを使った同様の構造のテレビは従来のテレビより鮮明な映像を再現でき、本体の薄型化も可能になる。

 キヤノンと東芝は2004年にSEDパネルを製造する合弁会社を設立し、それぞれ2006年にこのパネルを使ったテレビの発売を計画している。Nano-Proprietaryの主張によると、キヤノンは同社とのライセンス契約で得た権利を合弁会社に移しており、これは契約違反であるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]