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Cellプロセッサの仕様が明らかに--動作速度は4GHz超に - (page 2)
そのほか、Cellに関しては次のような点が明らかになった。
- 同チップの最初のバージョンでは、動作速度が4GHzを超える。エンジニアらは具体的な数字を明かさなかったが、しかし同チップの設計に協力した関係者の報告によると、4.6GHzになる可能性が高いという。ちなみに現在最速のPentiumは3.8GHzで動作する。
- Cellは1秒あたり2560億回の計算処理を行う。この256ギガフロップスという数字は、「1つのチップでスーパーコンピュータ(の処理能力)を実現する」といううたい文句からすると、わずかに物足りない。ちなみに、現在スパコン上位500リストにランクインする最下位のマシンでも、851ギガフロップスの計算処理能力がある。
- Cellは2.5Mバイトのメモリキャッシュを内蔵し、1秒あたり100Gバイトの転送速度で外部メモリとデータをやり取りできる。このために同チップでは、Rambusからライセンス供与を受けたXDRとFlexIOインターフェース技術を採用する。
「次世代チップでは、外部メモリとのデータのやり取りにつかう帯域幅が性能向上のネックになる、とチップ設計者らは述べている」とRambusのRich Warmke(製品マーケティングマネージャは述べ、「Cellではこの問題が完全に解決されている。毎秒100Gバイトという転送速度はこの業界でも前例がないものだ」と付け加えた。
- Cellは先進的な90ナノメートルプロセスを使って製造されることになる。同チップのサイズは縦横221mmで、その上に2億3400万個のトランジスタが搭載される。だが、調査会社The Envisioneering Groupのコンサルタント、Peter Glaskowskyは、IBMが今年65ナノメートルプロセスを導入する予定であることから、Cellの生産もこちらの製造プロセスに移行することになりそうだと述べた。
Cellを採用する最初の量産品はPlayStation 3になりそうだが、同チップは柔軟性の高い設計になっており、サーバから携帯電話機まで幅広い用途に利用できると、Cellの設計者らは以前に述べたことがある。しかし、当初このチップはゲーム機よりもサイズの小さな機器には使われそうもない。Cellの最初のバージョンは高熱を発するため冷却ファンが必要になるからだ、とKahleはその理由を説明した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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