ソニー、「お留守番モード」などを備えた2色のAIBOを発売

 ソニーマーケティングは、エンターテインメントロボットAIBOの新作として、専用ソフトウェアの機能を向上させた「AIBOマインド2」搭載の「ERS-7M2」を発売する。また、従来機種をアップグレードできるソフトウェアAIBO-Ware「ERF-7AW02UG」もソニーのEコマースサイト「ソニースタイル」にて販売する。

 AIBO「ERS-7M2」は、付属のWindows用ソフトウェア「AIBOエンターテインメントプレイヤー」で無線LAN環境を構築できる。これにより、パソコン上でAIBOのカメラの画像を見ながらAIBOを「歩かせる」「遊ばせる」などのリモートコントロールが可能になる。また、AIBOが見ている映像をパソコン上でモニタリングできる「カメラ機能」や、話しかけることによりPCにセットされた音楽CDや音楽ファイルなどをAIBOのスピーカーで再生する「プレイヤー機能」も装備されている。

 さらに、「お留守番モード」では、AIBOが動体や顔、音声を検知すると、写真と音声を自動的に記録することができる。取得したデータを外出先のパソコンや携帯電話にメール添付で送付することも可能だ。パソコンからAIBOのリモートコントロールモードと自律モードを簡単に切り替えられる。

 また、AIBO本体の音声認識反応の向上と姿勢遷移の高速化や、障害物回避性能と画像認識速度の向上などが進められ、基本性能も進化させたとしている。予約販売は、AIBO「ERS-7M2」およびソフトウェア「ERF-7AW02UG」ともに10月6日から。商品到着はAIBOが10月30日、ソフトが11月6日を予定している。希望小売価格はAIBOが19万4250円、ソフトが8400円(それぞれ税込み・送料別)となっている。

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