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パームワン、携帯端末「Tungsten T5」を発表--不揮発性メモリを搭載

2004/10/05 15:31
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 PalmOneは米国時間4日、モバイル製品ラインアップを刷新する取り組みの一環として、バッテリが切れてもデータを保持できる携帯端末を発表した。

 すでに伝えられているとおり、「Tungsten T5」にはデータ消失を防ぐ不揮発性メモリが搭載される。この機能により、同端末のストレージ端末としての信頼性が向上している。同端末は400ドルで販売される。

 さらにPalmOneは10月25日には「Treo 650」を発表する予定だ。Treo 650は、同社のスマートフォン製品ラインの最新製品となり、情報筋によると、高解像度画面とより高性能なプロセッサが搭載されるという。PalmOneの広報担当は、この件についてのコメントを控えている。

  PalmOneではこれらの製品を通して、縮小がすすむ携帯端末市場における、Hewlett-Packardをはじめとする企業各社に対するリードをさらに拡大したい考えだ。 PalmOneは台頭しつつあるスマートフォン業界においても、電話とスケジュール管理の機能をうまく組み合わせることでリーダーの地位に立っており、Nokiaのようなライバルを引き離している。

  2つの市場で躍進を遂げる同社に寄せられる期待も高い。その良い例が、先月同社が黒字決算を発表した時だ。同社の売上高は大きく増加し、アナリストの予想を上回ったものの、株価は下がった。次の四半期に関する予想値が、アナリストらの予測を下回ったためだ。

 こうした状況があるにも関わらず、PalmOneの製品は売れている。同社は8月27日締めの前四半期に約98万1000台の携帯端末とスマートフォンを出荷した。内訳は、スマートフォンのTreo 600が27万3000台、携帯端末が70万8000台となっている。同社はこれで合計66万1000台のTreo 600を出荷したことになる。また携帯端末の市場平均販売価格は183ドルだった。

 BrighthandやTreoCentralなどの熱烈な携帯端末ファンが集うウェブサイトでは、PalmOneが発表する新製品の外観や詳細について様々な憶測が飛び交っていた。

 新製品発表に伴い、Tungsten T3の価格は、50ドル引き下げられ349ドルとなった。

 最新のTungsten T5は、人気のエントリーユーザー向けビジネス端末「Tungsten E」を継承して作られたもので、Intelの416MHz XScaleプロセッサや256Mバイトのメモリ容量(ストレージ用は215Mバイト)を備えている。また同端末は、Bluetooth接続をサポートするほか、Secure Digital拡張スロットも備えている。使用するオペレーティングシステム(OS)は、 Palm OS Garnet 5.4。同端末には、新しいソフトウェアアプリケーションも搭載されており、ユーザーは今までより簡単にPCから携帯端末へファイル転送することが可能になる。同製品は、11月3日に発売される予定。

 また、同端末は「フラッシュドライブとしても機能するため、ユーザーはラップトップを使わなくても、家に仕事を持ち帰ったり、家でやった仕事を職場に持って行ったりすることができる」と、PalmOneのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントKen Wirtは声明のなかで述べた。

 調査会社IDCのアナリストKevin Burdenは、一連の新機能について、Wi-Fi接続機能ほど魅力的なものではないかもしれないが、PalmOneのライバル各社がいまだに対応できていない重要な問題の解決につながっており、とても便利そうだと述べる。

 「不揮発性メモリの使用により、端末のバッテリが切れるとデータが消失するという、携帯端末につきものの問題が解決された。これはMicrosoftがまだ解決していない問題だ・・・これはとても実用的な機能で、主力ユーザーが利用できる機能だ。Wi-Fi接続のような目新しい機能が搭載されても、小さな画面では思ったようにウェブを閲覧できないことにユーザーは気付き、使われなくなるだろう」と、Burdenは述べた。

 同社スマートフォンの最高機種となるTreo 650は今月後半に発表される予定だ。情報筋によると、外観は前身のTreo 600と同じような感じになるが、わずかに丸みを帯びており、キーが平らなキーボードを備えるという。また、320×320ピクセルの高解像度画面や1.3メガピクセルの内蔵型カメラを搭載するほか、Intelのハイエンド向けプロセッサXScaleプロセッサや着脱式バッテリが採用され、無線接続のBluetoothをサポートする。

 同スマートフォンのオペレーティングシステム(OS)としては、PalmSourceのPalm OS Garnetが採用されている。PalmOneはGarnetを採用した理由の1つとして、Mac OSとの互換性を挙げている。PalmSourceでは現在のところ、Palm OS CobaltのPalm DesktopでMacをサポートする予定はなく、Windows版のみを開発している。

 PalmOneでは、スマートフォン端末のラインアップを確立する取り組みの一環として、現行の最高機種Treo 600の出荷は継続するが価格を切り下げる予定だと述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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