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新OSでカウチポテト族をねらうマイクロソフト

2004/09/16 18:55
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 リビングルームに狙いを定めるMicrosoftは、来月にもエンターテイメント指向のオペレーティングシステム「Windows XP Media Center Edition」の最新版をリリースする。

 同社は10月12日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムでイベントを予定しており、この場で同OSのアップデート版を発表するとともに、Media Center搭載PCに録画したテレビ番組を、別の部屋にあるテレビで視聴可能な「Media Centerエクステンダー」の第一陣となる製品を紹介すると見られている。

 Media Centerの最新版は、エクステンダー端末およびPortable Media Centerを搭載した一連の携帯端末製品とともに、Microsoftがこの秋に実施するWindows XP販売強化キャンペーンの主役となる。

 多くの場合、Media Centerのエクステンダー端末はSTB(セットトップボックス)の形をとるが、Microsoftはゲームコンソールの「Xbox」をアダプタとして機能させるキットを提供することも明らかにしている。同社はまた、テレビメーカー数社を説得し、各社のテレビ製品にエクステンダー技術を搭載してもらいたいとの意向も示している。

 最新版の「Windows XP Media Center Edition 2005」は、OSとしては前バージョンと同様にWindows XPの機能を全て持ち、それとは別に、テレビに表示し、離れたところからリモコンで操作するためのインターフェイスを搭載している。

 この最新バージョンは、「10フィート(3m)の経験」(Microsoftが名付けたリモコンインターフェイス名)内で幅広い機能を提供する。さまざまなファンのウェブサイトでは、最新のIMプログラム、CD/DVDの書き込み機能、端末の同期化などの画面ショットが紹介されており、これら新機能は全てMedia Centerの環境内で実現する。

 Microsoftの広報担当者は、同社が10月12日にイベントを計画していることは認めたものの、Media Centerの新バージョン発表や、どのような機能が搭載されるのかなどに関するコメントは控えている。

 PCメーカー大手の間ではリビングルーム支配に向けた競争が激化しているが、Media Centerはこの分野でのMicrosoftの主力戦力となる製品だ。同社は多くの場合、自社とパートナー関係を結ぶPCメーカーを見つけてきたが、ソニーのようなメーカーは、Microsoftのアプローチを支持しつつ、代替となる自社製エンターテインメントソフトウェアも提供している。Microsoftとソニーは、ゲーム機市場ではライバルとなったが、これらの製品は音楽再生や画像処理などPCのような機能を搭載する傾向にある。

 チップメーカーのIntelは、Media Centerのような端末の構想を支持し、家電製品のようなルックアンドフィールを持つ「エンターテインメントPC」というコンセプトを掲げている。同社は先週開催した「Intel Developer Forum(IDF)」でも、このような端末のデザインを数多く展示していた。多くのマシンがMedia Centerをベースとしたものだったが、なかにはLinuxやWindowsベースのプログラムなど、Media Centerと競合するものが動いているマシンもあった。

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