富士写真フイルム(古森重隆社長)は3月4日、独自のピクトロ(レーザー露光熱現像転写)方式を採用した超高画質フルカラーデジタルプリンタ「ピクトログラフィー 4500」に、ネットワークインターフェースを標準搭載した新機種「ピクトログラフィー4500N」を3月5日に発売すると発表した。価格は210万円。
新製品は、プリンタ本体にネットワークインターフェースを標準搭載し、ネットワーク環境下でのデータ転送速度を従来の約3倍に向上、パソコンでのプリント指示から出力までの時間も大幅に短縮し、高い生産性を実現したモデル。超高画質と描写力にネットワークプリンタとしての機能を加え、デジタル画像の活用が進む幅広い分野で活用することができる。
また、Windows/Macintoshが混在する環境でも、ネットワークプリンタとして利用可能で、自動検索機能、DHCPやAPIPAなどのネットワークプロトコルによるIPアドレス自動設定にそれぞれ対応し、簡単にネットワーク設定が行える。
データ転送速度の高速化では、A3サイズ96MBで、従来機約96秒から約32秒を実現したほか、画像データスプール用メモリを約200MB搭載し、複数画像の連続プリント時にパソコンを速やかに開放、待ち時間の短縮によって快適な操作環境を実現する。
さらに、同社独自の超高画質デジタル画像処理ソフトウェア「Image Intelligence」を搭載しており、入力画像データの種類に応じて最適なプリント色再現性を得る「カラーマッチング」の採用によって、画像品質において差別化を実現した。
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