東芝、ネットワーク機能を強化したデジタルハイビジョン液晶テレビ

 東芝は、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビの新製品として、インターネットの閲覧やHDD&DVDビデオレコーダーとの連携などネットワーク機能を強化した26V型「液晶 beautiful “face” 26L400V」と、32V型「同 32L400V」を3月10日から発売すると発表した。ともに価格はオープンプライス。

 新製品は、LAN端子とインターネットブラウザを標準装備しており、ADSLやFTTHなどのブロードバンド回線に接続することで、リモコンでブラウザを起動してホームページを見ることができる。また、デジタル放送の電子番組表を見ながらリモコンで番組を選択し、LAN接続した同社製HDD&DVDビデオレコーダーに録画予約する「テレビdeナビ」機能を搭載している。番組タイトルや番組の内容説明などの情報も自動的にレコーダーに記録できる。

 6月には、テレビの映像とインターネット画面を同時に表示する「ネット・ダブルウインドウ」機能をソフトウェアのダウンロードで追加するアップグレードサービスを予定している。この機能の追加後は、旅行番組で紹介された観光地の情報を、テレビを見ながらインターネットで検索するといった使い方が可能になる。

 外観は、スピーカーを本体の下部に配置するアンダースピーカー構造を採用することで設置スペースを抑えており、32V型の「32L400V」は、専用フロアスタンド(別売オプション)と組み合わせてコーナーに設置する場合、従来の21型ブラウン管テレビの設置スペースに置くことができる。

 また、800:1の高コントラストと500cd/m2の高輝度、15msの動画応答性を実現した約315万ドットの新しいハイビジョン液晶パネルを搭載。さらに、新パネルに適した高精細化を実現する同社独自のデジタル映像処理システム「新“face” デジタルプラットフォーム」を採用。従来2枚構成であった基板を1枚にまとめて回路内のノイズの発生を抑えたほか、1024階調の階調表現を実現した「魔方陣アルゴリズム」や、ハイビジョン映像をより緻密に再現する「622万画素オーバーサンプリング・スケーラー」などの高画質化回路よって、新しいパネルに合わせた適切な調整を施し、さらなる高画質化を図っている。

 なお、同社では、ハイビジョン番組をそのままの画質で録画できるデジタルハイビジョンHDDレコーダー「THD-16A1」についても4月下旬から発売する予定。「THD-16A1」は、L400Vシリーズのリモコンで再生、停止といった操作や、「追っかけ再生」なども行うことができる。

東芝
「face」

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