富士通、12.1型液晶/1GHz版Pentium M搭載の企業向けタブレットPCを発売

ニューズフロント2003年12月16日 15時10分

 富士通は12月16日、12.1型液晶画面を採用した企業向けタブレットPC、FMV-STYLISTIC TB10の販売を同日より始めると発表した。動作周波数1GHzの超低電圧版Pentium MプロセッサであるIntel 855GMEチップセットを搭載し、データ転送速度約2.7GbpsのPC2700 DDR SDRAMに対応するなど、「システム全体の処理性能を大幅に向上させた」(同社)。希望小売価格は27万6000円とし、12月下旬に出荷を開始する。

 大きさは従来モデルと同じ厚さ20.9mm(最薄部)、横幅220mmを維持しながら、12.1型液晶を採用して大画面化を図った。IEEE802.11a/b/g対応の無線LAN機能はダイバーシティアンテナで受信感度を高め、ギガビットEthernet用LANインターフェースも搭載する。

 標準バッテリーで約5時間、別売の大容量バッテリーを使うと約7.5時間の使用が可能。サスペンド状態でバッテリ交換が行えるので、アプリケーションを終了することなく、より長い時間バッテリーで運用できる。80万通りを超える組み合わせが設定可能なセキュリティボタンや、スマートカードによる本人認証など、企業で必要とされるセキュリティ機能も搭載している。

FMV-STYLISTIC

 そのほかの主な仕様は以下の通り。

  • メモリ:標準256Mバイト(最大2Gバイト)
  • 画面/タブレット:12.1型カラーTFT液晶、1024×768ドット、電磁誘導方式
  • インターフェース:USB2.0×2、PCカードスロット×1、SDカードスロット×1、スマートカードスロット×1、IEEE1394×1、モデム
  • 外形寸法:約324.4mm(長さ)×約220mm(幅)×20.9mm〜22.3mm(厚さ)
  • 質量:約1.55kg
  • OS:Microsoft Windows XP Tablet PC Edition

富士通のプレスリリース

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