シャープ、広視野角の液晶モジュールを開発

 シャープは10月3日、携帯電話やPDA、デジタルカメラなどのモバイル端末で使える、超広視野角液晶モジュールを開発したと発表した。12月からサンプル出荷を開始し、来春から量産体制に入る予定だ。

 このモジュールには、液晶テレビ「AQUOS」に搭載されている「ASV液晶技術」と、携帯電話などに搭載されている半透過型液晶「アドバンストTFT液晶技術」を融合させた液晶技術、「モバイルASV液晶技術」が使われている。この技術は、外光下においても高い視認性を確保しただけでなく、広視野角、高コントラストを実現している点が特徴だ。

 今回開発されたモジュールは、画面サイズが1.5型、2.4型、4型、6.5型の4種類。視野角は上下左右160度、コントラストは300:1、応答速度は25msとなっている。シャープでは、携帯電話やPDA、デジタルカメラ、モバイルテレビ、カーナビなどで利用できるとしている。

シャープのプレスリリース

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