松下電器、成田空港で電子書籍の実証実験を開始

 新東京国際空港公団と松下電器産業 パナソニック システムソリューションズは8月20日、成田空港を利用して海外に渡航する旅客を対象に、電子書籍の利用モニター実験を共同で実施すると発表した。

 具体的には、ホームページ上でモニターの募集を行い、当選したモニターは成田空港で読書用端末「ΣBook(シグマブック、今秋発売予定)」を受け取り、渡航中利用したあと、帰国時に成田空港で返却するというもの。これは、成田空港が推進している「e−エアポート構想」の新サービス検討の一環で、海外渡航者の利便性を向上させるための取り組みのひとつだという。

 なお、モニター対象者はモニター期間中に成田空港から出国し、14日以内に成田空港に帰国する人で、モニター期間は9月5日〜11月30日。評価する内容はΣBookのシステム、端末、コンテンツ等(モニター提供品 読書用端末ΣBook、SDカード、電池、サンプルコンテンツ等含む)について、実際に使用してのコンテンツ内容、端末耐久性、デザイン・色・素材、その他の意見をアンケート形式で回答する。

 応募期間は8月20日(水)〜10月31日(金)で、応募者の中から渡航目的、渡航期間、性別、年令、読書コンテンツ利用経験等に基づきモニター事務局にて選考する、としている。当選者には8月下旬から順次電子メールにて連絡される。

松下電器産業のプレスリリース

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