アップルの第3四半期決算-利益減少ながらも、予想を上回る結果に

 米Apple Computerは16日(米国時間)、同社の第3四半期となる6月末までの3カ月間の決算を発表。オンライン音楽販売とiPodが好調で、売上高は過去3年間で最高となり、事前の予想を超える結果となったが、ただし利益は前年同期と比べて減少した。

 同社の第3四半期の売上高は15億4000万ドルで、利益は1900万ドル(1株あたり5セント)。米証券取引委員会への提出書類によると、前年同期の同社の売上は14億3000万ドルで、利益は3200万ドル(1株あたり9セント)だった。

 調査会社First Callによると、アナリストらの事前の予想は売上高15億ドル、利益は1株あたり3セントだった。Appleは今年4月に、第3四半期の売上を第2四半期の14億7000万ドルとほぼ同等と予想し、「若干の黒字となる」見通しだと述べていた。

 「厳しい経済状況にもかかわらず、第3四半期の売上目標を超えられたことを、我々は非常に誇りに思っている」とAppleの最高財務責任者(CFO)Fred Andersonは声明を発表。「2003年第4四半期には、第3四半期よりも売上は増加し、利益もやや増加すると我々は期待している」(Anderson)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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