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Commodore 64ブランドは誰のもの?

2003/07/16 14:33
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 オランダのTulip ComputersからCommodore 64(C64)のライセンスを獲得した英Ironstone Partnersは、C64リソースへのアクセスに課金する計画があることを認めた。

 1980年代初頭に登場したC64は、「ギネスブック」によれば、「世界で最も販売台数の多いコンピュータ」だという。現在、C64ブランドはオンラインコミュニティの約600万人のファンに支えられている。

 先週、TulipがIronstoneとのライセンス契約を発表すると、ユーザーグループは、オンラインコミュニティのサイト閉鎖を余儀なくされるのではないかという懸念から、いきり立った。Ironstoneが自社サイトを立ち上げ、法的圧力をかけてユーザーグループのサイトからトラフィックを奪おうとする可能性があるからだ。

 Ironstoneはこれに対し、「有料ポータルサイトの設立を検討しているが、C64のオンラインコミュニティを目の敵にしているわけではない」と述べている。Ironstoneのクリエイティブディレクター、Darren Melbourneは、「われわれはC64ブランドを守っていきたいのだ」と説明する。C64の元開発者でもあるMelbourneは、「構築に7年間もかかったLemon64のようなサイトを閉鎖させはしない」と述べ、存続に苦しんでいるサイトを同社が「救済する」意思すらあることを示した。「法的措置を心配する必要のあるのは、ブランドを『傷つける』企業だけだ」(Melbourne)

 法律専門家らの考えでは、C64コミュニティに何らかの法的措置を講じれば、Ironstoneは問題に直面するという。Commodoreブランドは長らく商用利用されていなかったためだ。米Olswang法律事務所の通信/テクノロジーパートナーのSimon Briskmanは、Ironstoneの方針にかかわらず、C64ブランドの管理権は不明瞭だと指摘する。「ユーザーグループと企業間の利害関係がかち合うときは、両者はいかなる場合においても話し合いをしなければならないだろう」(Briskman)

 なお、IronstoneはC64の新旧製品の区別をつけるために、ロゴを変更する予定だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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