東芝、ワイヤレスでの使い勝手を向上した個人向けノートPC新モデル

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年07月04日 10時16分

 東芝は7月3日、個人・家庭向けノートPCの新製品として、モバイルノートPC「dynabookSS S8シリーズ」3モデルと、ワイヤレス&スタイリッシュノートPC「dynabook V8シリーズ」1モデルを11日から順次発売すると発表した。価格はオープンプライス。

 「dynabookSS S8/210LNKW」は「IntelCentrinoモバイル・テクノロジ」を搭載し、CPUに「超低電圧版Intel Pentium Mプロセッサ 1GHz」を採用するとともに、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b)、DDR SDRAM256MBメモリ、40GBのHDDを搭載するなど、基本性能を向上した新モデル。

 きょう体には、全面マグネシウム合金、全面バスタブ構造を採用し、最薄部約14.9mm、質量約1.09kgの薄型軽量を実現しながら高い剛性を実現している。さらに、標準バッテリパック装着時で約2.8時間、中容量バッテリパック(本体に標準同梱)装着時で約5.9時間、オプションの大容量バッテリパック装着時で約8.5時間の長時間駆動が可能となっている。

 「dynabookSS S8/210LNSN」および「dynabookSS S8/210LNLN」は、CF(コンパクトフラッシュ)カードスロットを搭載するほか、PCカードスロット、SDメモリカードスロット、USB2.0インタフェース(3基)などの各種インターフェイスを装備するなど、拡張性に優れたモデルとなっている。

 「dynabook V8/513LMEW」は、「IntelCentrino モバイル・テクノロジ」を搭載し、CPUに「Intel Pentium Mプロセッサ 1.30GHz」を採用するとともに、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b)、XGA対応15型TFT液晶ディスプレイ、高性能グラフィックスコントローラ「ATI MOBILITYTM RADEONTM9000」を装備している。充実した仕様を備えながら、約5.0時間のバッテリ駆動を実現しており、家庭内のワイヤレスコンピューティングを快適に実現する。

 なお、全モデルとも、ワイヤレスLANの接続設定を簡単なクリック操作だけで行うことができる同社オリジナルソフトウェア「ConfigFree V2.0」をプレインストールしており、ネットワーク環境における使い勝手の向上を図っている。

 また、同社では、企業向けモバイルノートPCの新製品として、3年保証対応など豊富なモデルバリエーション16モデルをラインアップした「dynabook SS 2110 DS10L/2」を7月18日に発売する。

東芝
「dynabook」

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