アップル、次世代映像編集ソフト、Final Cut Pro 4をリリース

 アップルコンピュータは、フィルム、HD、SDおよびDV編集のための次世代ソフトウェア、「Final Cut Pro 4(ファイナルカットプロフォー)」を、米国のアップル製品取扱販売店とアップル直営店において6月14日午後4時より販売開始すると発表した。

 発表によれば、Final Cut Pro 4には、リアルタイム合成機能とエフェクトを可能にするRT Extreme、新しいインターフェイスカスタマイズツール、新しい高品質の8および10ビット非圧縮フォーマット、マルチトラックオーディオミキシングやマルチチャネルオーディオ出力ができるオーディオ編集機能の向上など、300以上の新機能が含まれている。

 また、高度なタイトル作成ができるLive Type、音楽制作のためのSoundtrack、そしてフル機能バッチトランスコーディングを行なうCompressorなど、新しい3つのアプリケーションを搭載している。

 さらにFinal Cut Pro 4は、新しいXMLインターチェンジフォーマットおよびFireWireベースのI/Oフレームワークにより、ディベロッパに対し幅広い拡張性を提供。すでにPanasonic、AJA、Automatic Duck、Quantel、Pinnacle、OmneonそしてCurious Graphicsといったパートナーが、Final Cut Pro 4を幅広い制作ワークフローに統合させるためのツールを発表しているという。

 Final Cut Pro 4の価格は999ドル(メーカー希望小売価格)。登録ユーザは、399ドル(米国)でFinal Cut Pro 4にアップグレードが可能だ。

アップルコンピュータ

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