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コジマ、03年度は収益力強化に向けた“導入期”へ、大幅な利益増目指す

2003/06/04 11:34
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 家電量販店のコジマ(小島章利社長)は6月3日、2002年度(03年3月期)の決算説明会を開催、02年度の活動を振り返るとともに今年度の施策を発表した。

 同社では、02年度を長期的成長に向けた収益構造改革ステップの“準備期”(枠組の確定)と位置づけ、4つの基本戦略として「競争力のある店舗」、「効率的な仕組み」、「強い商品」、「強い人材」を打ち出し、新体制で事業を進めてきた。今年度については、“導入期”(定着化)と位置付け、収益力強化に向けた具体的な取り組みによって基本戦略の定着を図っていく方針。

 すでに、効率的な物流体制の構築に向けて、6月2日に関西物流センターを稼動しており、前年度に設置した南関東、北海道、九州の一括物流センターと合わせて、計5か所の全国物流体制を完成した。また、5月中旬から全店舗に「需要予測型自動発注システム」を稼動させ、店舗業務と在庫の効率化を図っている。

 さらに、これまで店舗単位で展開していた販売体制に、成果主義の導入、エリアマネージャーなど管理職への年俸制導入、組織的教育の徹底、テレビ会議システムなど、組織としてのサポートを強めていく。

 このほか、販売力の強化策として、6月3日から始めた「コジマクラブお客様カード」のポイントによる特典や、オリジナルブランド「フレッシュグレーシリーズ」、パソコンソフトのダウンロード販売などを浸透させていきたい考え。

 なお、02年度の連結業績は、売上高が前年度比1.5%増の5034億5800万円、営業損益が59億2600万円の赤字(前年度は48億9900万円の赤字)、経常利益が前年度比6.9%増の21億6500万円、当期純利益が9%減の2億5500万円となった。

 品目別の売上高では、プラズマテレビが前年度比358.0%増、液晶テレビが同159.2%増、DVDプレーヤーが同152.4%増、乾燥洗濯機が同85.0%増と特徴ある製品が好調だった。「これらの製品は、当社の提案が受け入れられ、うまく旧製品からの買い替えが進んでいる」(小島社長)という。

 一方で、パソコン関連製品は前年度比14.8%減、冷蔵庫は同4.3%減、音響製品は同5.3%減と落ち込んだ。

 店舗数は、1000平米以下の小型店20店舗と3000平米規模の標準店2店舗の計22店舗を退店、新たに標準店を18店舗出店し、全国250店舗とした。今年度(04年3月期)は、関西5店舗を中心に標準店15店舗の出店と小型店20店舗の退店を計画している。

 今年度の業績予想は、売上高で前年度比3.4%増の5207億6000万円、経常利益で同82.4%増の39億5000万円、当期純利益で同521.6%増となる15億8500万円を見込んでいる。

コジマ

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