NTTは5月7日、個人ポータル作成ツールKiriBariWebを開発し、同ツールを試用できる実験サービスサイト「サイバートライアル」を開設すると発表した。同サイトは5月8日より運営を開始し、約6カ月間サービスを提供する。
KiriBariWebは、同社のNTTサイバーソリューション研究所が開発した「Webページカスタマイズ技術」をベースとするツール。インターネット上にあるウェブページのなかから必要なページの全体や一部を切り出し、ブラウザ上で貼り付けたり配置を変更したりできる。さらに、切り出した情報を1つのウェブページにまとめることで、個人用のポータルページの作成が行える。
同技術の主な特徴は以下の通り。
NTTは、「インターネット上のウェブページの情報をそのまま活用し、簡単なマウス操作だけで“オリジナル個人ポータルページ”を自由に作成できる」と説明する。「企業内ではEIP(Enterprise Information Portal)構築ツールとして、教育現場では教材作成ツールとしての利用が見込める」(同社)
サイバートライアルでは、同ツールをアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)形式で実験的に提供する。ユーザー数は10万人規模を想定している。
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