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セイコーエプソンの03年3月期連結決算は125億円の黒字に

2003/05/01 17:39
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 セイコーエプソンは4月30日、2003年3月期(2002年4月1日〜2003年3月31日)の連結業績を発表した。売上高は前期比3.8%増の1兆3224億円となった。経常利益は、同116.4%増の417億円。純損益は184億円の損失を出した前期から、125億円(1株当たり利益は81円08銭)の黒字転換を果たした。

 事業別にみると、プリンタ事業は日米欧のプリンタ主要市場が伸び悩み、商品の低価格化に拍車がかかった。プリンタ市場はデジカメの普及に伴ってフォトプリンティング分野が成長したため、フォトプリンタや消耗品などの販売が伸びた。電子デバイス事業では、市場の需要は回復したが、競争激化による価格低下に歯止めのかからない厳しい状況が続いた。精密機器事業では個人消費が冷え込み、市場動向は低調だった。

 「厳しい市場環境や先行き不透明な経済環境のもと、コスト削減や投資効率向上に努めた。特に半導体事業を中心に、技術導入費用の早期償却や生産拠点の整理などの構造改革を推進した」(セイコーエプソン)

 今後の業績見通しについては、「当社の主要市場においても、総じて市況の早期好転は見込めず、他社との競争も一段と激しくなる」(同社)と厳しい予測を出している。その一方で同社は通信・放送分野でのブロードバンド化やデジタル化にビジネスチャンスを見出しており、画像と映像を中核としたイメージング分野に注力していく構え。「全色顔料インクのプリンタをはじめ、付加価値が高く魅力ある商品を継続的かつタイムリーに市場投入する」(同社)という。

エプソンのプレスリリース

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