ガートナージャパンは3月19日、ICカードの利用意識についての調査結果を発表した。多くの人が日常携帯するカード類が増えたことに不便を感じており、複数のカード内容をマルチアプリケーション対応のICカードにまとめたいとする意向が強くなっていることが明らかになった。
調査によると、ビジネスパーソンが常時携帯するカード枚数は平均で16.5枚。内訳は、ショッピングポイントカード、クレジットカード、キャッシュカードの順で多い。多くなったカードに対し、67.3%の人が不便を感じている。カードの機能をまとめることについては、38.8%が「非常に利便性が高いと思う」、51.7%が「ある程度高いと思う」と答え、肯定的な回答が大半を占めた。
ビジネスマンのICカードに対する需要が高くなった背景としてガートナージャパンでは、JR東日本のSuicaカードの普及を挙げている。
今回、調査対象としたのは、同社が先行指標分析のために独自選別した固定パネル約1500人。有効回答数は551だった。なお回答者の多くは都市部に住むビジネスパーソンである。
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