1月の電子機器国内出荷実績、7カ月連続増

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年02月27日 14時48分

 電子情報技術産業協会(JEITA)は2月27日、2003年1月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。1月の出荷金額は前年同月比0.9%増加の1180億円となり、7カ月連続のプラスとなった。

 分野別では、民生機器の半分強を占める映像機器の出荷金額が同0.8%増の658億円となった。PDP、液晶カラーテレビ、DVDは伸び率が低下したものの、好調に推移した。また、BSデジタル関連機器も引き続き増大し、1月までの累計普及台数は185万4000台となった。

 一方、音声機器の出荷金額は同18.9%減の168億円と厳しい状態が続いている。背景にはMD関連機器の需要一巡やCDラジカセの低迷など、市場をけん引する商品の不在がある。カーAVC機器の出荷金額は、カーナビゲーションシステム、カーカラーテレビ、カーCDプレーヤの好調がけん引役となり、同14.5%増の353億円となった。

JEITA

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]