[ウェブサービスレビュー]複数のPCで付箋が共有できるオンライン付箋サービス「lino」

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内容:「lino」は、ブラウザ上で使えるオンライン付箋サービスだ。インストール型の付箋紙ソフトと異なり、どんなPCからもインターネットを経由して呼び出せるので、自宅や会社はもちろん、出張先やネットカフェでも利用できることが大きなメリットだ。

 「lino」は、ブラウザの画面上に付箋を表示し、複数のPCで共有ができるオンライン付箋サービスだ。自宅と職場、もしくは職場のデスクトップとモバイルなど、複数のPC上でタスクやスケジュールを管理するのに威力を発揮する。

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 ユーザー登録をすると、ブラウザ上にデフォルトのキャンバスが表示される。これがいわば付箋を貼り付ける土台となる。このキャンバスは目的に合わせて自由に増やし、切り替えて使うことが可能だ。

 付箋紙を貼り付けるには、キャンバス右上のパレットから任意の色の付箋アイコンをクリックする。画面中央に入力画面が表示されるので、テキストを入力して「付箋を貼る」ボタンを押すと、キャンバスに貼り付けられる。付箋は文字サイズや色を自由に変更できるほか、ドラッグすることでキャンバス上を自由に移動させられる。

  • ユーザー登録してログインする。自分のPCに限らず、インターネットに接続されたPCであればどのPCからでも呼び出せる

  • ログインするとキャンバスが表示される。これが付箋を貼り付ける土台となる。ちなみに初回ログイン時には、使い方を説明する付箋が何枚か貼り付けられている

  • キャンバス右上に表示されるパレット。ここから新しい付箋を選択して貼り付ける

 また、静止画や動画、さらにUstreamの動画貼り付けにも対応する。付箋とまったく同じ感覚でこれらのデータを貼り付けて自由に参照できるのは便利だ。利用者同士で共有もできるので、アイデア次第でさまざまな用途に活用できる。

  • 付箋をクリックすると入力画面が表示される。任意のテキストを入力して「付箋を貼る」ボタンをクリックするとキャンバス上に貼り付けられる

 インストールを必要とする付箋紙ソフトと比べた場合、どんなPCからもインターネットを経由して呼び出せるのが大きなメリットだ。会社と自宅の共有はもちろん、出張先で借用したPCや、ネットカフェのPCでも表示が可能なので、作業に必要なメモ類をここに集約しておき、出先のPCからログインして自分の作業環境をすぐに呼び出せる。ログインしなければ表示できないので、共有PCなどで第三者の目に触れることもない。

 ブラウザ上で動作するため右クリックメニューに制限があり、一部に特殊な操作体系は見られるものの、慣れで十分に解決できるレベル。RSS出力やケータイからのアクセスにも対応するなど機能も豊富だ。ブラウザのスタートページに指定するもよし、通常使っているのと異なるブラウザを用いて全画面表示するというのも便利そうだ。

  • キャンバスに貼り付けられた付箋紙。ドラッグすることで移動できるほか、サイズ変更、編集、さらに他のユーザーに送るといったことも可能だ

  • 画像も貼り付けられる

  • 貼り付けられた画像。同様に動画なども貼り付けることができる

  • キャンバス左下にはほかのキャンバスが表示されている。自由に増やし、切り替えて使うことができる

  • キャンバスの背景はコルク地以外にも多数用意されている。イメージの追加も可能だ

  • 設定画面。期限を設定することにより、Googleカレンダーなどとの連携も可能

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