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[ブックレビュー]覚えておきたい脳と記憶の関係--「脳が認める勉強法」

2016/01/09 08:00
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ダイヤモンド社
詳細:単行本(ソフトカバー) / 384ページ / ダイヤモンド社 / 価格:1944円 / 著者:ベネディクト・キャリー / 監修:花塚 恵 / 発売日:2015/12/11 / 外形寸法 (H×W×D):18.6cm×13.2cm×2.6cm / 重量:0.4 kg
内容:覚えたつもりでも忘れてしまったり、ちょっとしたことが記憶に残ったり――。そんな人間の記憶と脳の不思議に迫る本書。脳の働きを理解すれば、効率的に記憶ができ、学んだことがきちんと身につく。効果的に学習ができる方法が見つかるかも。
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 テスト前日の詰め込み勉強、いわゆる「一夜漬け」。誰でも、一度は経験したことがあるだろう。一夜漬けのような勉強方法は、その場しのぎにはなるかもしれないが、覚えたことをすぐに忘れてしまって、必要な時に思い出せないことがほとんどだ。かと思えば、遠い昔に覚えたことを(勉強したこととは限らないが)、かなり時間が経っているのにもかかわらず、急に思い出すことができる。なぜか。

 こうした現象が起こるのは、脳の働きに関係しているという。そして、脳が記憶をどのように扱うかを理解することで、たとえば新しい単語を大量に暗記しても、忘れてしまうことのメカニズムを理解できる。その上で、忘れることを前提として、記憶を定着させるためにできることを実行すれば「無駄な努力」をしなくて済むというのだ。

 本書では、脳と記憶の関係について詳しく解説した後で、記憶力に関する誤解や、反復練習に関する誤解など、従来の学習法に対する誤解を指摘し、その誤解を解くための実験を数多く紹介している。今までの自分のやり方や、人から教わったやり方で、どうにも学習の効果が得られないと感じているなら、本書で打開策が見つけられるかもしれない。巻末には今すぐ役立つQ&Aも掲載されているので、参考になるはずだ。

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