「訳GO.com」は、入力した単語の英訳と和訳をすばやく表示できるウェブサービスだ。インクリメンタルサーチを採用しており、タイプしている間も候補となる単語およびその意味が逐一表示されるため、目的の単語の意味に最短でたどり着くことができる。
使い方は、サイトトップページにある入力フォームに、単語を入力するだけ。文字を入力するたびに候補語とその意味がすばやく表示される。クラウドと連携して意味を引っ張ってきているので、ローカルのデータを表示するのに比べるとワンテンポ間が空くが、ほんの最小限なので気にならない。
単語については、日本語をタイプすれば英語が、英語をタイプすれば日本語が表示されるといった具合に、シームレスに表示される。わざわざラジオボタンやプルダウンメニューで訳の方向を切り替える手間がかからないのは大きな利点だ。ちなみに和英の変換には「The EDICT Dictionary File」、英和の変換には「GENE95 辞書」が用いられている。
本サービスが秀逸なのは、単に訳語を表示するだけでなく、表示された説明文をマウスオーバーすると、さらに詳細な意味がポップアップ表示できることだ。日本語の単語を入力したら英訳が表示され、その英訳文をマウスオーバーするとさらに単語単位で詳しい意味が表示されるといった具合に、二段構えになっているのだ。これにより、電子辞書の専用機などに近い使い勝手を実現している。
これに加えて、単語をダブルクリックすると単語帳に登録する機能も備える。これらは別ページで表示して移動や削除などが行えるほか、指定のメールアドレスに送信する機能も備えている。これにより、外出先の共有PCで意味を調べ、それを自分のアドレスに送信するといった使い方が可能になる。
このほか、漢字にマウスをあてると音読みや訓読み、画数なども表示できるので、読めない漢字を調べるのにも向いている。自身のブラウザのブックマークに登録しておけば何かにつけて役に立つのはもちろん、URLも覚えやすいので、共有PCでちょっとした調べ物をしたい場合にも便利なサービスだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」