ケイ藻アートの世界--なんとなく神秘的に見える小さな芸術

James Martin (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2014年03月08日 07時30分
 地球上で最も小さい生命体の1つに数えられるケイ藻は、藻類の主要なグループであり、10万種近くが存在する。この単細胞生物は、科学研究や博物館での展示のために、これまでに何度となく撮影されてきた。カリフォルニア科学アカデミーのケイ藻コレクションには、5万点以上の標本と、12万5000点のスライドガラス標本がある。

 しかし世界では、科学をアートとして楽しむホビイストたちが、この小さな生命体を並べて着色し、マンダラのような芸術作品にしている。最近カリフォルニア科学アカデミーがFlickrページで公開したこの顕微鏡による芸術作品は信じられないほど小さい。この写真にあるスケールバーの長さは100ミクロン(約0.1mm)だ。

 ほかのものと比較してみると、ヒトの髪の毛1本の幅が最大で181ミクロン(約0.18mm)、標準的なクレジットカードの厚さが760ミクロン(約0.76mm)だ。

 この写真のケイ藻はロシアで採集され、1952年にA.L. Brigger氏がスライドガラスに配置したものだ。

 この写真の色は、ケイ藻の実際の色ではないことに注意してほしい。
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 地球上で最も小さい生命体の1つに数えられるケイ藻は、藻類の主要なグループであり、10万種近くが存在する。この単細胞生物は、科学研究や博物館での展示のために、これまでに何度となく撮影されてきた。カリフォルニア科学アカデミーのケイ藻コレクションには、5万点以上の標本と、12万5000点のスライドガラス標本がある。

 しかし世界では、科学をアートとして楽しむホビイストたちが、この小さな生命体を並べて着色し、マンダラのような芸術作品にしている。最近カリフォルニア科学アカデミーがFlickrページで公開したこの顕微鏡による芸術作品は信じられないほど小さい。この写真にあるスケールバーの長さは100ミクロン(約0.1mm)だ。

 ほかのものと比較してみると、ヒトの髪の毛1本の幅が最大で181ミクロン(約0.18mm)、標準的なクレジットカードの厚さが760ミクロン(約0.76mm)だ。

 この写真のケイ藻はロシアで採集され、1952年にA.L. Brigger氏がスライドガラスに配置したものだ。

 この写真の色は、ケイ藻の実際の色ではないことに注意してほしい。

提供: California Academy of Sciences and Sara Mansfield

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