PCユーザーが従来のデスクトップでの作業をスマートフォンやタブレットなどのポストPCデバイスに移行する動きが続いているとNPD Groupのレポートが示唆している。
このレポートによると、PC上でコンテンツにアクセスしていたユーザーの37%が、タブレットやスマートフォンの使用に切り替えたという。
PCからポストPCデバイスに切り替わった操作は、ウェブブラウジングとFacebookの2つだ。一方スマートフォン所有者の27%が、デスクトップやノートブックでのウェブブラウジングとFacebookの使用を減らしている。
タブレットユーザーの間でも同様の傾向がみられる。タブレットユーザーの27%が、PCを使ってウェブにアクセスする頻度が減少していると述べ、20%がPCを用いたFacebookへのアクセスが減少したと述べている。
ただし、ウェブに関してはPCがいまだに首位を維持している。PC所有者の75%がウェブでの作業に自分のPCを使うのに対し、スマートフォンユーザーではその比率が61%、タブレットユーザーでは53%だ。Facebookの利用も同様のパターンで、63%がFacebookサイトへのアクセスにいまだにPCを使っているの対し、スマートフォンユーザーではその比率が55%、タブレットユーザーでは39%となる。
PCの使用を侵食しているのはモバイルデバイスだけではない。インターネットに接続されたテレビも注目を集めており、インターネットに接続されたテレビを所有するユーザーの21%が、NetflixやHulu、Amazon Instant Videoなどのストリーミングサービスでの動画の視聴をコンピュータからテレビへと切り替えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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