オラクルCEOのラリー・エリソン氏、ハワイのラナイ島を購入へ

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年06月22日 15時12分

 Oracleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Ellison氏は、ハワイのラナイ島の大半を購入する取引を成立させた。金額は未公表である。

 ハワイ州政府が米国時間6月20日に発表した声明によれば、Ellison氏は、ハワイで6番目に面積が大きい同島141平方マイル(約365.2平方km)の98%を購入することに合意した。現在の所有者であるDavid Murdock氏の会社Castle & Cookeが、公益事業委員会に譲渡に関する申請書類を提出した。

 1985年からラナイ島の98%を所有している富豪のDavid Murdock氏は、毎年同島で1800万~2500万ドルの損失を出していると伝えられている。同島の残りの2%はハワイ州が所有している。

 販売価格は明らかにされていないが、The Maui Newsは以前、提示価格は5億ドルから6億ドルであると伝えていた。

 ハワイ州知事のNeil Abercrombie氏は声明の中で、「われわれは、近い将来Ellison氏を迎え入れることを楽しみにしている。Ellison氏が、長期にわたりラナイに関心を持っていたことを私は理解している。自然、特に海への同氏の情熱は、America's Cupのヨットレースの世界では特によく知られている」と話した。

 Ellison氏は、Microsoftの共同創設者であるBill Gates氏と同島の所有権について争っているとうわさされていた。Gates氏と妻のMelindaさんは、1994年に結婚した際に同島(付け加えると、島全体である)をレンタルしていた。Ellison氏は既に、この島に家を所有している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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