[ウェブサービスレビュー]iPhoneからも使える手描きメモ共有サービス「draw.to」

draw.to
内容:「draw.to」は、手描きのメモを作成してオンラインで共有できる、メモ共有サービスだ。iPhoneでの動作にも対応しており、目的地までの地図を手軽に送受信したり、海外旅行に行った先で読み方がわからない文字を手描きで入力し、ネット上で知り合いに調べてもらうといった使い方ができる。

 「draw.to」は、手描きのメモを作成してオンラインで共有できる、メモ共有サービスだ。地図をはじめとした手描きのメモを誰かに見せたい場合に重宝するほか、iPhoneでのメモ作成や閲覧にも対応しているので、外出先でも手軽にメモのやり取りが行える。

 サイトにアクセスすると、白紙のキャンバスが表示されている。ペンの太さを3種類から選択し、マウスを使って手描きのメモを記入する。ペンは色の変更にも対応しており、消しゴムツールも用意されている。テキストエディタ機能もあるので、メモ上にテキストを記入することもできる。

  • トップページ。利用にあたっては会員登録などは必要ない。

  • キャンバスに手描きでメモを記入する。ペンの太さは3種類。色も選べるほか、UNDO、REDOにも対応するので手軽に試せる。

  • テキストツールも用意されており、キャプションが記入できる。

 完成して「Share」ボタンを押すと固定URLが発行され、このURLにアクセスすることでメモの参照が可能になる。PCはもちろんのこと、iPhoneでの参照にも対応する。またiPhone側で手描きメモを作成できるので、これをPCに送って参照することも可能。受け取った側が追記するといったコラボレーション的な用途にも使える。

  • 「SHARE」をクリックすると保存され、同時に固定URLが発行されるので、コピーしてメールなどで送る。

  • 固定URLにアクセスすると、メモの内容が表示される。「fork this drawing」をクリックすると追記も可能。

  • Twitterで直接ツイートすることもできる。

  • iPhoneで参照したところ。

  • iPhoneからも入力が可能だが、PC版にあるテキストツールは用意されていないようだ。

  • iPhoneでも同様に固定URLを発行できる。なお試した限りでは手持ちのAndroid端末(GALAXY Tab)ではうまく動作しなかった。

 具体的な用途としては、例えば海外旅行に行った先で読み方がわからない文字を手描きで入力し、Twitter上で公開して意味を教えてもらうといった使い方や、出先で迷った人に手描きの地図を送るといった使い方が考えられる。

 ジャンルとしては手軽なお絵かきサービスとして認知されているようで、サイトへアクセスすると、同サービスを用いて作成されたイラストがずらりと並んでいる。これも含めてアイデア次第ではさまざまな用途で便利に使える、ユニークなサービスといえるだろう。

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