[ウェブサービスレビュー]ソフトなしでウェブサイトの画面がキャプチャできる「Super Screenshot!」

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内容:「Super Screenshot!」は、URLを入力してボタンを押すだけで、ウェブサイトのスクリーンショットをオンラインで取得できるサービスだ。ブラウザ上ではスクロールしないと見られない領域の取得にも対応している。

 「Super Screenshot!」は、ウェブサイトのスクリーンショットを、オンラインで取得できるサービスだ。URLを入力してボタンを押すだけで、対象サイトの全画面のスクリーンショットを撮影してブラウザ上に表示してくれる。JPEGもしくはPNGを指定してダウンロードできる。

  • トップページ。対象サイトのURLを入力して「Go」をクリックする。余談だが、URLの入力欄はhttp://を省いて入力しなくてはいけないため、ブラウザのURL欄からコピペしようとすると余計な一手間がかかる

 一般的に、PCでスクリーンショットを撮影するには、WindowsであればPrintScreenキーで取得してからペイントソフトに貼りつけたり、あるいはキャプチャ機能を持ったフリーソフトを利用したりすることになる。このサービスであればソフトのインストールは不要。しかもウェブサイトのページの上から下までを1枚につなぎあわせた画像を取得できる。海外のサービスながら、日本語にきちんと対応するのも特徴だ。

 画像のサイズは5種類に分かれており、サムネイルサイズから原寸大までと幅広い。ただし縦に長いページ、例えば2ちゃんねるのスレッドなどはタイムアウトするケースがあった。また外部のサーバが直接対象ページを読みに行くため、会員制のサイトなどでは利用できない。

  • スクリーンショット取得中。一般的なページであれば1〜2分程度で取得が完了する

  • スクリーンショットの取得が完了し、サムネイルが表示された。再度作成する場合は「Refresh Screenshot」、画像をブラウザで見るには「View Screenshot」ボタンをクリックする

  • 「View Screenshot」ボタンをクリックするとオリジナルサイズの画像が表示される。問題なければ右クリックして「名前を付けて画像を保存」からダウンロードする

 取得した画像はJPEGもしくはPNGを指定してダウンロードできるので、そのまま保存したり、パワーポイントなどに貼り付けたりできる。また固定のURLも発行されるので、画像を相手に渡す時も、ローカルに保存してメール添付することなく、URLを相手に知らせるだけで済む。

 裏技的な使い方もある。ひとつは対象サイトが他からどう見えるかをチェックする用途。本サービスはローカルに表示されたページを撮影するわけではなく、対象のサイトをサービスが直接読みに行く。これを利用して、対象のサイトが外部からどのように見えているか、また障害などが起きていないかを、簡易にチェックする用途に使える。負荷をかけるのはNGだが、知っておいて損はないだろう。

 もうひとつは魚拓代わりの用途。作成されたスクリーンショットは固定のURLが発行されるので、次に誰かが同一URLのスクリーンショットを上書きするまでの間、画像ベースの簡易な魚拓として使えるのだ。Twitterなどで一時的に紹介するといった用途にも向きそうだ。ただ、動作は若干不安定で、ページが表示されないなどの不具合が生じている時もあった。

  • 本サービスを用いて取得したキャプチャ。Safariライクなフォントになっている

  • Windows XP環境でフリーソフトを用いてIE画面から取得したキャプチャ。レイアウトなどはおおむね同一だ

  • 「Recent」をクリックすると最近取得された画像の一覧が表示される。日本からの利用者も少なくないようだ

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