[ブックレビュー]最も身近なツールを見直す--「仕事にすぐ効く魔法の文房具」

東京書籍
土橋正
詳細:単行本(ソフトカバー) / 269ページ / 東京書籍 / 価格:¥1680 / 外形寸法 (H×W×D):18.6cm × 13.0cm × 2.0cm / 重量:0.3 kg
内容:「記録・発想」「整理」「事務処理」といった日々の仕事それぞれに合った文房具を提案する。紹介点数は全101点。文房具を変えれば仕事の効率も変わるかもしれない。
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 会社勤めだと、仕事で使う文房具は、会社から支給されることがほとんどだろう。すると、値段が安いというだけで選ばれた書き味のあまり良くないボールペンや、実用第一の単一カラーのノートなどが配られ、「これを使って仕事するのが楽しい!」という気分にはなれなかったりする。それでもまったく構わないという人ももちろん多いだろうが、いったん「良い文房具」を持ってしまうと、文房具1つでこうもやる気が違うものかと驚く。

 本書では、持っただけでやる気が出るような、仕事がしやすくなるような、そんな文房具をなんと101個も紹介している。なかなか自分ではこれだけの文房具を試すのは難しいので、気に入っているところ、良いところ、残念なところ、組み合わせると良いものなど、一つ一つの紹介がとても参考になる。これだけあれば、「ちょっと不便だと思っていたけれど」を解決してくれる文房具が見つかる。

 さらに、オリジナルのポストイットを使ったToDo管理の方法や、デジタル化しない文書の整理方法など、いわゆる「仕事術」とも直結した内容で、単なる文房具の紹介で終わらないのが素晴らしい。それにしても紹介されている文房具が、どれもこれも便利で素敵そうに見えてしまい、財布の紐がゆるみそうだ。

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