IPサイマルラジオ「radiko.jp」、実用化に向けた試験配信を3カ月延長

岩本有平(編集部)2010年08月13日 18時12分

 在京、在阪ラジオ局と電通で組織するIPサイマルラジオ協議会は8月13日、IPサイマルラジオの実用化試験配信「radiko.jp」のサービス延長を発表した。

 radiko.jpは、在京民放ラジオ7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI 、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE)、在阪民放ラジオ6局(朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA)の地上波ラジオ放送を、放送エリアに準じた地域に配信するインターネットサイマルラジオサービスだ。

 3月15日より試験配信を開始。4月10日に公開した「radikoガジェット」は約95万ダウンロードを記録したほか、5月10日公開のiPhone向けアプリは約65万ダウンロード、7月27日公開のAndroid向けアプリは約2万ダウンロードの実績を誇る。

 IPサイマルラジオ協議会では当初、試験配信を8月31日までとし、9月以降の実用化を進めてきた。しかし、週間のべ聴取者数が現在も300万人おり、ユーザーアンケートの結果でも99%がサービスの継続を希望している状態であること、また実用化に向けて取り組むべき事案が発生したことから、3カ月の実用化試験配信期間の延長を決定したとしている。

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