バーチャルの物体に“触れられる”外骨格型デバイス「EXOS」--exiiiが開発

 exiiiは1月18日、バーチャルな物体にあたかも触れているように感じられる力触覚提示デバイス「EXOS」を発表した。


 EXOSは内蔵モーターと外骨格機構の組み合わせにより、装着者の手指に物に触れた際に生じる反力を与えることで、バーチャル上の物体に実際に触れたような感覚を再現できるデバイス。EXOS独自の外骨格機構を採用し、ガタや歪みを抑え、関節角度や力を正確に伝えることが可能だという。開発にはアスラテックが技術協力している。


 同社では、3Dプリンタを活用して安価な電動義手を実現した「handiii」を開発しており、handiiiで得られたナレッジをもとに四箇所の関節を配置。摘まみや握りといった手の基本的な動作を十分にカバーできるという。

 同社では、EXOSによってVRの可能性を広げられるとしており、VRを用いたゲームやロボットの遠隔操作、手を動かすリハビリテーションなどでの活用を想定している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]